新宿へケータリングでねぎお寿司やってきました。
1.ケータリングの雰囲気
2.おつまみについて
3.握りについて
1.ケータリングの雰囲気
昨日は一回伺った方からの、二回目の依頼でした。
リピートを頂けるのはとても嬉しいです。
タワーマンションの一室でのホームパーティーといった感じです。
握る場所は狭いのですが、キッチンのシンクの横にまな板を置き握ります。
場所があまりないので握ったものを隣のテーブルに出し、召し上がる方が煮切りを塗るスタイルにしました。
握りの他にはお酒を飲む会ですのでおつまみ、締めにココナッツ風味のみねおか豆腐もご用意しました。
2.おつまみについて
ご用意したおつまみは
・刺身
・厚焼き玉子
・なめろうの二種盛
・あん肝ポン酢
・エビの殻揚げ
・スティックサラダ 鰹味噌・梅マヨネーズ添え
です。
お刺身は、寒ブリの季節が終わりましたので、かぼすを食べて育ってきたかぼすブリをご用意しました。脂がのっているのに、かぼすのお陰で香りがすっきりしています。
厚焼き玉子は、昆布、鰹の厚削りにサバなどの節を合わせて、力強く出しを利かせました。お寿司屋さんの玉子焼きなので甘くなっています。
なめろうは、アジと白身魚の二種類をご用意しました。薬味を一つだけにして作るのが自分流です。アジには大葉を、白身にはネギを合わせました。味噌も変えて香りを出しました。薬味とネタの香り、美味しさがシンプルに伝わるようにしております。
あん肝ポン酢は、あん肝を丁寧に筋、皮を取り除き仕込みます。調味料は、塩と酒のみです。漬ける量、時間で香り、旨味を調整します。臭みは香りくらいまで抑えてありますので、美味しく召し上がれます。
エビの殻揚げは、エビの殻を揚げてパリパリにしてあります。そこに岩塩を振りおつまみとしました。
スティックサラダは、自家製の鰹味噌、梅マヨネーズを添えました。鰹味噌は、鰹節の粉を練りこんであり旨さと塩味の感じが良く、つまみに最適です。
3.握りについて
今回のネタは
・サーモン
・槍烏賊
・赤海老
・真鯛
・金目鯛
・しめ鯖
・漬け鮪
・かぼすブリ
・本鮪中トロ
・生うに
です。
店主が魚好きのため、仕入れの時にテンションが上がってしまいサービスしてしまうことが多いです。今回も一品多くなってます。
サーモンは、今回はノルウェーの脂の乗っているものです。切り付けと握りで上品に楽しめるように致します。
槍烏賊は、とてもお寿司に合う烏賊です。歯切れがよく味、甘みもあります。口にネタが残るのが嫌いなので、包丁を入れて食べやすく致します。
赤エビは、ぷりぷりで甘くしております。剥いて仕込んだエビを一晩冷蔵庫で水を抜いてから握ります。ねぎお寿司の定番です、ぜひお召し上がりください。
真鯛は、天然真鯛をご用意しました。身が柔らかい子でしたので、身を引き締め旨味を凝縮させました。
金目鯛は、東京都は神津島のものです。香りがよくうちのお寿司によく合います。
しめ鯖は、寒い時期の脂ののっている物しか使いません。もうすぐお休みになるネタです。今回も脂ののっている鯖でした。それを赤酢であっさりと締め握ります。
漬け鮪は、今回はインドマグロの中トロを使いました。漬け汁は火入れをし継ぎ足して使っております。鮪の旨味が濃縮されています。
かぼすブリは、お腹のトロの部分を握りました。脂とすっきりな香りを楽しんで頂きました。
本鮪中トロはいつも通り、地中海の大きな鮪です。コクがあり、脂が乗っていて美味しいです。今回も大人気ですぐに無くなりました。
生うには、北海道産のものを握りました。うには軍艦が一般的ですが、海苔とうにの相性はあまり良くありません。香り、食感の両面から握りが最適であると考えています。
今後も美味しいおつまみや美味しいお寿司を作って参ります。
皆様に喜んで頂けるように、やっております。
今後とも宜しくお願い致します。