おすすめ鎌ヶ谷のねぎお寿司、美味しさの秘訣

2018/10/04
くろむつ

おすすめ鎌ヶ谷のねぎお寿司、美味しさの秘訣

 

それは、水産学士の知識と学んできた仕込みの技術を合わせて、魚を扱っていることが挙げられます。

大学で学んだ水産学で、魚の身質や、構成、食性、栄養、食に関することなど様々なことを学んできました。そして、寿司屋では先人たちから伝わる仕込みの技を学び、料理をする上での考え方なども教わりました。

そして分からないことを無くし向上するべく、考え、調べてきました。それにより自分の技術や知識を蓄積し、新しい仕込みの技術や仕込み方をいろいろと考えて参りました。

 

例えば、江戸前寿司とよく言います。何が「江戸前」寿司かと言いますと、「江戸前(東京湾)で捕れた魚貝類を用いているから」「江戸から伝わる仕込みの技術で仕事をするから」などと言われています。

ではなぜ、仕込みをしたのでしょうか?

これは簡単に分かります。江戸時代では現在と違い食材の保存技術がありませんでした。冷蔵庫はもちろん無く、氷でさえ超高級品でした。ですので、「仕込み」とは食材を保存し食べるための技術なのです。

では、食材保存技術の発達した現在で「仕込み」をする意味は何でしょうか。

 

それは、美味しくするためであると考えています。ちょうどよい具合に塩をして、お酢も一番いい程度に利かせてあげればいいわけです。

 

例えば、有名な締め鯖では、塩をして塩分濃度をあげ菌の繁殖を抑え、お酢で殺菌をし保存できるようにします。味の面で言えば、塩をすると匂い・水が抜け、お酢では匂いを抑え・塩分を感じにくくします。仕込みの方法は人に拠りですが、江戸前では塩を数時間、お酢を1時間など強めに締めます。自分の考えでは鯖の良い香りと旨味を引き出したいので、塩は40~50分、お酢は20~30分くらいで調節しています。

このように仕込むと、鯖の良い香りがし、旨味もあり、フレッシュ感も残した締め鯖が出来ます。新鮮な鯖を使い、冷蔵しているので浅く締めるだけで問題なく美味しく召し上がれるという事です。

 

このようにいろいろと考えながら、日々前進しております。

ぜひ成長途中にある、ねぎお寿司をお試し頂けたらと思います。

今までのお寿司とは違う、本格的なねぎお寿司をお楽しみ下さいませ。

 

10月になりました。忘年会の御予約や、ケータリングの御依頼も受け付けております。どちらもお一人様5000円~です。詳細はお気軽にお問合せ頂ければと思います。

 

宜しくお願い致します。