サーモンってなんで刺身で食べられるの? 寿司ネタランキング1位 サーモンについて

2019/03/26
サーモン

サーモンってなんで刺身で食べられるの? 

寿司ネタランキング1位 サーモンについて

 

最近サーモンがとても人気です。若い人はもちろん、年配の方でも召し上がる方が増えてきました。脂がのっていて、香りが良く、旨味もあるのが人気の理由だと思います。

御存じの方も多いかと思いますが、サーモンは生で食べられるようになってから歴史の浅い魚です。なぜ以前は生で食べなかったのでしょうか。

 

それは、今でも生で絶対に食べない方がいるくらい、生で食べるのが危険な魚だったからです。

天然のサーモンを刺身で食べることはとても危険なことです。場合によっては死亡することもある危険な行為です。最近の方は知らない方が多いので注意しましょう。

なぜそこまで危険なのかと言いますと、とても危険な寄生虫がいる可能性があるからです。

最近有名になった「アニサキス」がいるからでしょうか。ネットの情報などではそのような記事もありますが、もっと危険な寄生虫がいるのです。それは、淡水魚の寄生虫でとても恐れられている「顎口虫(がっこうちゅう)」がいる可能性があるのです。

顎口虫は、犬猫 → 微生物 → 淡水魚 → 犬猫 というように宿主を代え成長、繁殖していきます。寄生虫はこのサイクルから外れると悪さをするのです。人に入ると体の中を歩き回ります、目に入れば失明、脳に入れば脳障害をおこします。

サーモンの多くは淡水で生活するものが多いので、その際に顎口虫が入る可能性があるのです。もちろん他の淡水魚の生食も危険ですので、よく考えて行いましょう。

そのサーモンがなぜ生で食べられるようになったのでしょうか。

これはサーモンを「養殖」出来るようになったからです。サーモンを海で養殖することによって、淡水に入れることなく海水だけで大人に出来ます。つまり現在、生で食べているサーモンはすべて淡水を知らない「海中養殖」のサーモンなのです。

養殖ですので、国ごとや、種類ごとに違いがはっきりしています。

また次回、サーモンの種類や、ねぎお寿司ではどんなものを使っているか書いていきたいと思います。

 

読んで頂きありがとう御座いました。