ねぎお、だしについて小学校で授業する
こんにちは、ねぎおです。
先日、久しぶりに小学校にお邪魔してきました。
今回の授業は、「だし」についてお話ししました。
基本の、かつおぶし、こんぶに加え、魚のだしも知りたいということでまだい、みんなでむいたえびも使いました。
まず、真鯛は一匹まるごと持って行ったので、説明しながら捌きました。なかなか魚を捌くところは見られないのでみんな興味深々でした。内臓もあったので、前の女の子などには刺激が強かったようです。三枚おろしにし、身、頭、骨、内臓と分け、半身はあら汁用で皮付きで切り身に、半身は実演と先生たち用にお刺身にしました。残りはあら汁にするため、内臓は苦い胆のうを除き、洗って水にさらしておきます。頭を割るときも盛り上がりました。頭を立て、前歯の間に包丁をあて一息で真っ二つにすると歓声が上がりました。頭、骨、内臓、身の半分を使ってあら汁を作りました。
こんぶは水に入れふやかしてから、火にかけゆっくり煮だしていきます。沸騰する前に取り出して、この時点のだしをみんなに試飲してもらいます。だしの「もわっ」としたものを味見してもらいました。沸騰させて、かつおぶしを入れていきます。今回はうまみを感じてもらうため、軽く煮だし、これも味見してもらいました。
えびは一人一尾えびを観察してから、剥いてもらいました。今回は立派なブラックタイガーだったので、おっかなびっくり触っている感じでした。これもこんぶ、かつおだしに入れて茹でえびのだしも入れました。
最後にあら汁、三つのだしのお吸い物を味見してもらいました。美味しいと喜んでくれていたのが印象的でした。
海の近くの小学校でしたので、魚や海への関心がとても高い様子でした。そこにうまみや、だし、魚に関していろいろ体験、学んでもらえて効果がとても高かったのかなと思いました。
小学校などからお話しがあると、ほぼ無料で授業できる場合もありますので、気になる方はお話し頂けたらと思います。
宜しくお願い致します。